EVの場合は、10年後に車体自体の資産価値がほぼゼロになったとしても、搭載された二次電池に再利用先がある限り価値がゼロになるとは限りません。むし ろ、長期間にわたる初期不良テスト済みとして価値の高い電池とも考えられます

今回のi-MiEV Mの購入にあたって10年乗った軽自動車を下取りに出しますが,その価値はほぼゼロです。しかし,EVを動く電池として考えれば、10年後家庭などへの固定用としてその価値が残っている可能性もあります。その時の電池の値段も考えるとEVを買うときの実質的な価格はもう少し下がるかもしれません。

ユーザーは電池そのものが欲しいのではなく、充放電によって得られる価値が欲しいので、残存容量と充電可能回数が電池の価値を決定付ける

EV廃車時の価値を少しでも上げるためには,乗っていたときの充電回数を少なくしておくとよい,というのは新しい視点です。この記事には書いていませんが,家庭での200V充電か街中での急速充電かでも電池の劣化具合は変わってくるでしょうから乗っていたときの使用状況というのも何年か後の価値を決める大切な要素になるかもしれません。