世界の消費者は電気自動車(EV)に対して、より長い航続可能距離、より短い充電時間、より安い価格を希望しているとのレポートをまとめた

「アメリカ・アジア・ヨーロッパの17カ国、1万3000人以上の消費者を対象」に調査しなくても最初からわかりきっている結論なのに^_^;
航続可能距離では「平均320km」をEVに期待しているそうです。主たる車として使うなら必要な距離かもしれませんが,セカンドカーとしてならオーバースペックです。現行の車種では使い方に適した使い分けが必要で,それを混同すると失望感からEVの普及を妨げかねません。ですからいまだに出てくるこうしたレポートは,きちんと状況を整理していない不正確なものと言わざるを得ません。
ちなみにが開発しただそうですから,「航続可能距離」の課題は一つクリアできそうです。

ほとんどの消費者は2時間以内にEV充電が完了することを望んでいる。特に日本の消費者の期待値は高く、37%が受容できる最長の充電時間を30分であると回答

ここでも普通充電と急速充電が混同されているようです。普段は帰宅後にコンセントにプラグを差し翌朝までに充電できていればよいわけですから,「EVのバッテリー充電にかかる時間である8時間」は十分に許容できる時間であるはずです。また,出先での充電は急速充電となるのが普通でしょう。電池の改良が進んだ超ですから,充電時間の課題も解消されつつあります。

ちなみにが開発したです。i-MiEV Mグレードが搭載する電池と同じ東芝製ですから,Mグレードと同じように急速充電との相性がよければ,に対して約2.4倍の電池である「SIM-LEI」は約40分で充電できることとなり,95%充電では約316km走ることが出来そうです。このことは近い将来,充電時間の課題も解消されることを示しています。