リンク: .

欧米の急速充電規格の「コンボ」が実用化されるのは2013年以降とされていますが,電磁誘導による非接触充電の研究がすすんでいますから,欧米のEVメーカーにとって案外「コンボ」規格ってどうでもよいのかもしれません。「コンボ」の実用化よりも「非接触充電」の実用化の方が早いかもしれないのですから。

だとすれば,「欧米市場などでコンボが標準化されると、先行していた日本勢が逆に孤立化する」なんて心配は無用(海外ではあるかも)。ましてや「二つの規格に互換性をもたせる技術開発も主導すべきではないか」などという提案は,無駄なコストになりかねません。少なくとも国内では,日本の規格「チャデモ」が広がりつつある現在(急速充電器設置数は 2012.10.04現在),数少ないながらも日本のユーザはチャデモ規格に困っていません。(設置数そのものや設置場所に地域差があるのには困っていますが)

(2012/10/24)

社説の中には,「二つの規格が併存すれば、混乱を招き」とありますが,日本に2つの規格があることはよくあることで,電気の周波数しかり車の左右ハンドルしかり,でも何とかなっているこの国で,「コンボ」規格を今さら持ち込まず,今あるチャデモの急速充電器を広げていけば,少なくとも日本国内で問題が起こることはないでしょう。

アメリカのEVメーカー ステラが2013年上期に日本で発売するするそうです。このように今後日本で発売される欧米のEVはチャデモ規格でしょうし,規格が違っても,その中身にはあまり違いがないそうですから,装置を付け替えることにそれほど多くのコストはかからないかもしれません。

「が」すでにかかっていることは充電規格以前に事実としてありますが,それは「EV価格の高さ」と「航続距離の短さ」が大きな原因であって,コスト削減とプリウスの初期の頃のようなづけが必要なのかもしれません。

(日本経済新聞) 2012/10/29

基本的にマスコミはEVには批判的な色合いが強いようですから,このような社説になるのでしょう。膨大な広告宣伝費を出す自動車メーカーが本格的にEV市場に参入してきたら,EVに対するマスコミの風向きも変わるに違いありません。

(2012年10月30日)ECOカーアジア