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初めて量産された市販のEV,三菱「i-MiEV」が発売されてからまだ,3年半しかたっていないのに,いつの間にかEV普及への「最後のチャンス」にされてしまいました。(2009年7月23日発売)どうしてそこまで気が短いのか。だから充電時間が長く感じるのか。「3年半」は,やはり結果を出さなければならない期間なのでしょうね。

(2013/01/28)

EVの短所として指摘されるのが、ガソリン車と比較して短い航続距離と、充電インフラの不足や充電時間の長さ、さらには割高の車体価格

これらについては,「」に私の考えをまとめてありますが,日経産業新聞のようなところが書く記事なのだから,もう少し一つ一つを詰めて書いてほしいものです。「」を読んでもらうと,短所と指摘されるものでもそれほどでもないなと私は思うのですが,記者が「ガソリン車と比較して」と書いているように,ガソリン車と同じ土俵で比べれば,かなりの「短所」となってしまうところもあるのでしょう。

しかし,もうちょっとデータを集めて書いてほしいといつも思います。先日も(2013/02/10) に書きましたが,「現在は全国で1400基しかない急速充電器」はどこで検索されたのか。

2013年2月18日に私が検索すると)には1687基,(CHAdeMO協議会)には1605基,には1504基と出ています。

日産もリーフの価格を引き下げ、補助金を入れると最も安いタイプで250万円を切る価格にした

画像には「リーフX」と書いてあり,新年度の目標価格が252万円であるのにもかかわらず「最も安いタイプで250万を切る」というのはおかしいでしょう。「最も安いタイプ」は現在「リーフS」であり,その目標価格はあきらかにされていませんが,今年度と同じ補助金を受けたとしてですから,「250万」では設定価格が離れすぎています。確かに250万を切っていれば,200万円でも正しい額ですがそのような使い方はしないでしょう。

そのようなことよりも経産省が補正予算でEVなどの充電器の整備費として1005億円を盛り込んだことのほうを検証してほしいものです。1005億円を消化するだけの充電器の在庫があるのか,短期間に設置できるのか,はなはだ疑問です。

最後に,2年後には燃料電池車が市販されるので,それをどう普及させていくか,とよくある論調でまとめていますが,「水素スタンドの不足」というインフラ問題は,「充電インフラの不足」よりも深刻な問題となるのではないでしょうか。充電器のもととなる電気はどこにでもきていますが,水素スタンドの受け皿となるであろうガソリンスタンドは,次々と消えているのですから。