リンク: .(2013年12月05日)

リンク先の記事は一ヶ月前のものですが,先日の1月3日に「」のところで,「今後の(EVの)販売を左右するものは,補助金なしでも買える価格設定」と書いたので,日米の価格差について触れておきます。

リンク先には,「2014年モデルのi-MiEVの米国ベース価格を、2万2995ドル(約235万円)に設定する」と書いています。この2014年モデルは,今回の改訂でCHAdeMO用急速充電ポートを標準装備にしたと書いてありますから,日本でいうところのMグレードでしょうか。

対して日本の2014年モデルです。(価格改定前は急速充電対応で265万2500円)アメリカで価格が発表された12月3日以降,為替は円安に振れていますから(1ドル約102円「約235万円」から約105円「約241万円」へ)円ベースの価格差は縮まっているとはいえ,依然アメリカ価格の方が安くなっています。(レスポンスの記事にはなぜ日本よりも安いのか書いていない)

詳しくはわかりませんが,規格をアメリカ仕様に直したり通関のための事務手続きをしたりして間違いなくコストは余計にかかっているはずです。また,日本で作っているのですから輸送費もかかっているのにアメリカの方が安くなっています。

アメリカで2万2995ドルで売れるのなら日本での現在の価格はもっと下げることができるはずですが,メーカーはそのようにしません。2年も前の(2011/07/21)でも書きましたが,車が売れない,特に若者が買ってくれないと嘆く前に足元のこのような日本の消費者を欺くような『価格設定』を見直さない限り,売れるものも売れない状況は今後も変わらないでしょう。

電気自動車に惚れ込んで乗っている者としては,適正な価格で売ってほしいと願うばかりです。