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このページは2015年06月20日(土)の日付になっていますが、元記事は「ベストカー」2015年4月10日号です。

4月の記事ですが、気になった点をいくつか。

現在、急速・普通合わせて利用できる充電器は全国5300基(ヵ所ではない)という調べがある。

4月号ですから調査数は2月とか3月のものでしょうが、私のブログ「(2015/02/20)には、登録数が控えめなでも2015年2月20日現在、3393基、普通充電器は3661基、合計で7054基(カ所)と書いています。元データをあきらかにしていないという何とも?な文章ですが、充電器の整備状況は「まだまだ」と結論づけるデータなのですから、ハッキリとしてほしいものです。

上の私のブログにも書きましたが、多くの電気自動車保有者が購入と同時に充電器を備え付けていることは想像に難くないですから、少なく見積もっても2013年度、のその5割が普通充電器を自宅や会社に設置しているとしたら、「家庭用充電器」だけで約4万基の普通充電器が日本中にあることになり、先ので集計した充電スタンド約7000基と合わせて、4万7000基あると予想されます。

以下の記事にも相変わらずドケケンオーナーの悩みのタネは充電スポット。かなり数が増えてきたとはいえ、ガソリンスタンドほど多くはない」とありますが、全国3万6000カ所の「ガソリンスタンド数」に負けないぐらい「充電スタンド数」も現存しており、想像以上に豊かな充電器環境が日本の中にできつつあります。

リンク: .(2015/06/20)

電気自動車の充電は自宅が基本ですから、充電スタンドで大切なことは、その数以上に、その位置であり、その拡がりです。
以下は滋賀県内の急速充電器分布図です。総数は約90ヶ所と多くはありませんが、県内をくまなく網羅していますから走行中に電欠を起こすことはなくなりました。充電インフラは、充実するに越したことはありませんが、今でも思った以上に充実しているともいえるのです。

(2015/04/15)

その他にも2ページ目の表にはランニングコストはガソリン車の約1/3とありますが、深夜電力を利用した場合も状況によってはあるのですから約1/6というのも載せてほしいものです。

インフラ整備は今後もさらに進むだろうが、せめて実走行で250km走れるようにならないと、普及の力にならないだろう

上記のような記述もあります。充電環境は整備されつつあり、すでに普通に走ることができているにもかかわらず、「せめて実走行で250km走れるようにならないと」いう意見があるうちは、300km走るようになっても、「ガソリン車と同じように500km走れるようにならないと」という人は必ず出てきます。

記事中の金倉さんのように5年もたたずに12万km走ることは、軽自動車ではまれですから、軽自動車で(普通車でも)「普通」に走るような条件では、電気自動車はすでに「普通」の車になっているのが実態なのです。

ですから、ガソリン車と同じ土俵で考えると航続距離が短かったり冬場に暖房を入れるとそれが更に短くなったりするという欠点はありますが、ガソリン車とは別物と考えれば、毎日の生活の中で移動するには十分な乗り物ですし、メンテナンスや維持費がかからない安上がりな道具です。

実際のところ、4年近く乗ってこんなに素晴らしいものはないと思うので周りにはすすめますが、「100kmしか走らないの」と電気自動車に否定的な人が多く、買う人はほとんど増えません。まあ、お好きなようにとしかいえませんが、私はその4年の間にガソリン代を約30万円節約し、ガソリン車に必要なオイル交換がないなど電気自動車にかかるコストを下げ、通勤費と電気代の差額でこづかいが約30万円増え、仕事にも役だったので自分では十分すぎるほど満足しています。