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トヨタ自動車は、CO2削減のための取組を発表した中で、2050年には「新車平均走行時CO2排出量を90%削減」し、FCVやプラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車といった電気を利用した次世代車を開発するとしています。そのための電池として、「エネルギー密度が高く、高電圧化が容易で、高温耐久性に優れる特性を持つ全固体電池」を航続距離の拡大に向けて開発を進めるとしています。

(2015/01/31)

トヨタ自動車も電池研究部という組織をつくって全固体電池などの研究を進めている

カリフォルニア州は2017年からメーカーに販売を義務づけるエコカーに「ハイブリッド車」を除いています。また、EUやカリフォルニアのCO2規制をクリアするために、メルセデス・ベンツやBMW、フォルクスワーゲンは、次々とPHVを市場に投入していますから、「ハイブリッド車」を多く販売するトヨタは方針転換を迫られています。

リンク: .(2015/10/14)

かといって、では次は電気自動車かというと、(2015/10/14)の記事にあるように、電気自動車は近距離用途に限定するとしています。それは、エンジン車の産業に大きな影響が出ないように、電気自動車はそれほど増えないと火消しに走っているような印象です。

詳しく書くまでもないですが、以下の資料で取り上げている「EVの課題」のうちきており、今後は充電場所での複数設置へと課題は移ってきていますし、「充電時間」は電池特性にもより条件や車種によっては、です。

「電気容量を増やす開発は進めているが、充電時間を短くする技術が目先まったくない」(同)と説明、容量を増やしても充電に時間がかかると使い勝手が悪いため、引き続き近距離用途としての開発にとどめる

(より)近距離用途としながらもiQやRAV4をベースとした電気自動車の写真を掲載

ところが、それを見透かしたかのように以下のロイターの記事は、「エンジン車の販売をほぼゼロへ」とインパクトのあるタイトルにしています。

ただし、記事の中でその代わりに発売する車として「ほとんどがFCVをはじめ、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)といった車両」としているように、ガソリンエンジンが主要な動力源である「ハイブリッド車」もそこに入っています。

最初のトヨタの発表資料を見るとそこに書いたように「ハイブリッド車」は入っていませんが、当日示された下の画像を見るとそれも含まれていると思ってしまうでしょう。しかし、「走行時CO2排出量を90%削減」するとすれば、モーターでアシストするとはいえ「ハイブリッド車」では無理があります。

リンク: (2015/10/14)

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以下のようにアメリカでさえも2017年には自動車販売台数がピークを迎えるとしているのですから、他の国での販売を見込んでも2050年まで順調に販売数が伸びるとの予想は多少無理があるでしょう。

リンク: .(2015/10/15)

NHKでは、最後にドケケンの導入」もとさらりと触れています。

リンク: .(2015/10/14)

「究極のエコカーと位置づけている燃料電池車を中心に、電気自動車の導入なども進めて、二酸化炭素の削減目標を達成していきたい」

リンク: .(2015/08/03)