(2017/07/11)

プレスリリースでは、が7月から川崎工場にて「eCanter」の生産を開始したと告知しています。それによると性能は以下の通りです。
  • 満充電走行距離:100km以上
  • 2017年内に50台生産(25台はセブンイレブン・ジャパン向け)


また、(2017/07/14) によると、13.8kWhを一つのモジュールをにして、その3~5個を顧客要望に合わせて組み合わせるとありますから、最低でも電池容量は41.4kWhで、最高は69kWhとなるようです。価格は高くなっても良いから長い距離を走ることができる69kWhにするか、限られた地域の配送に使うので、41.4kWhで十分といった選択ができるようです。

(コメントをいただいたので加筆します:電池の価格次第で車両価格も決まるでしょうから、41.4kWhグレードもいかに電池を安く調達するかで販売数も決まるでしょう。今のトラックとの価格差が大きすぎると、維持コストが安い電気自動車のメリットがなくなるため買ってはもらえないでしょう。

また、電池は急速充電を繰り返すことを前提に、東芝ののように劣化が進まないものを選ぶ必要があるでしょう。また、電池の冷却をしないと1日の後半夕方以降に、夏の暑い日だと昼過ぎには電気の入りが悪くなるということが起こりうるので、電池を冷やす手段は必須でしょう。)

早速、セブンイレブンでは配送に使うのでしょうが、がこれに先立ち、川崎工場内に急速充電器「EVパワーチャージャー」を8基設置したように()、セブンイレブンでも対象ルート上での急速充電器の設置が進むかもしれません。なぜなら、セブンイレブンの配送では、各店舗で荷物の上げ下ろしをしていますが、その停車時間を利用して充電すれば、基地となる配送センターなどでわざわざ集中的に充電する必要がなくなります。また、配送トラックが使っていない時間帯は、開放すれば、充電サービスを提供することができます。

ローソンやファミリーマートといったコンビニの充電器は、コストを抑えるためにその出力が小さく、中速充電器と揶揄されていますが、荷下ろしの時間は少なくとも10分15分はかかるでしょうから、配送トラックのちょい足し充電には最適かもしれません。

それを裏づけるかのように、セブン&アイ・ホールディングスは、「イトーヨーカドー」や「Ario」、「そごう」、「西武」、「ヨークベニマル」などで提供する充電について、電子マネー「nanaco」を8月から使えるようにすると発表しています。今のところ、リストにある充電器は普通充電器がほとんどですが、上のような理由から、今後セブンイレブンに設置されるとしたら中速の充電器になるかもしれません。

(2017/07/05)

(加筆:2015年にイオン系に大量に充電器を設置したとき、その時点で将来的にnanacoでの決済を予定していたようです。しかし、なぜか今回の2年後の実施となっています。
「」(2015/08/06)

(2017/07/05)に料金の記載と「充電途中で満タンになったり帰宅したりする場合は、余った時間を次回以降に繰り越せる」とあります。

普通充電:1時間120円
急速充電:30分450円

また、EVオーナーズクラブのBlog欄には、以下のようにありました。
普通充電:1時間120円、2時間240円、3時間360円(上限3時間)
急速充電:15分225円、30分450円(上限30分)

普通充電の1時間120円は高いようにみえますが、1分あたりは2円です。三菱のベーシック・プラン会員で1分1.4円(1時間84円)ですし、そのほかにベーシックでは月額540円の会費を別途支払うこともふまえ、普通充電を繰り返すことが少ないことも考え合わせると、高額ではないでしょう。

また、急速充電の15分225円も1分あたりは15円です。三菱のベーシック・プラン会員は、高速のSAで1分12円ですし、日産では1分15円ですから、こちらも高額ではないでしょう。)

ドイツポストのEV(2017/06/17)