(2019/01/09)

日産は、現行の「リーフ」の一充電走行距離(1回の充電で走ることのできる距離)を約40%向上させた「」(リチウムイオン電池62kWh)を追加設定したと発表していました。

(画像:日産のニュースリリースより引用)

ちなみに、「リーフ」(リチウムイオン電池40kWh)の一充電走行距離(航続距離)は以下の通りです。
日本WLTCモード:322km
JC08モード :400km
米国EPA基準:150マイル

「リーフ e+」(62kWh)の一充電走行距離は以下の通りです。
日本WLTCモード:458km
JC08モード :570km
米国EPA基準:推定最大226マイル
欧州WLTP(combined range):推定385km

2017年9月9日に書いた新型リーフは2018年に225マイル超に の通りでした。



発表の中で注目したのは「日産リーフe+」が、最大出力100kWの急速充電に対応したことです。今最大の機器である50kWで急速充電しても、今回電池容量が増えたことで充電時間が長くなってしまいますが、これで時間短縮が図られそうです。

ただし、今は国内のどこにも100kW急速充電器はありません。これで日産ディーラーに今ある機器に追加して100kW級の急速充電器設置が見込めるでしょうし、高速道路のSAなどへの設置も進むことでしょう。(置き換えてしまう可能性も有り)

もう1点は気になったことです。このニュースリリースの中にはありませんし、マスコミの記事にも見ませんでしたが、電池の温度管理を冷却装置でおこなうことを今回もしていないことです。

(以下、この点について唯一触れているEVsmartブログによると「セルを1個単位ですべて水平に配置するレイアウトになった」とありますから、今までのリーフに比べ電池セルの重なりがなくなったことで、熱を逃がしやすくしているということのようです)
(2019/01/10)

国内だけでも10万台以上販売したリーフから得られたデータがありますし、温度管理を行って電池の劣化を極力抑えているテスラ車の例もあることから、電池の温度管理の重要性は十分把握していたと思います。ですから残念なことです。

ひねた見方ですが、テスラ車は ということですから、そんなクルマばかりになったら日産の電気自動車が更新されなくなるという心配からかもしれません。

今年2019年後半からというテスラ「モデル3」が500万円を越える車であっても、長い目で見たらモデル3の方が電池の持ちが良くてお買い得だと考えられたら、そちらへ流れるのではないかと思います。私には到底買えない価格の車ですが、心配してしまいます。

なお、「日産リーフ e+」は、日本では早くも今月1月23日に発売される予定だそうです。 

気をつけなければならないのは、「日産リーフ e+」の登録時期です。2019年度の補助金制度がどのようなものになるか まだ明らかになっていませんが、2018年度は補助金対象となる車両の初年度登録日は、2月1日以降となっていました。