(2019/01/14)

東芝は電池の内部部品を高温対応にし、冷却装置が不要となるリチウムイオン電池を開発したと報じていました。

リチウムイオン電池は急速充電などを繰り返すと電池の温度が上がり、高温の状態では、電気の受け入れが悪くなるほか電池そのものが「劣化」しやすくなります。そのためにテスラ車では、電池の温度管理を行って電池の劣化を極力抑えています。(テスラのマネジメントシステムでは、温度だけではなく「充放電、セル間バランス調整」も管理)

そうしたことから、先日発表になった 日産リーフ e+(2019/01/10)でも電池の温度管理を冷却装置でおこなっていないことを取り上げました。

2020年にインドで稼働する「SCiB」工場を想定してでしょう「2年以内の実用化を目指す」とありますから、数年内の全固体電池の登場を控え、リチウムイオン電池の存在感を示しておくという意味もあるのかもしれません。

リチウムイオン電池「SCiB」事業を強化(2019/01/03)

SCiBは、ミニキャブミーブなど三菱の10.5kWh系の電気自動車に搭載された電池で、エネルギー密度の小ささが弱点ですが、電池容量残存率105パーセント<2018 /07/25> に書いたように劣化の割合が極めて小さく「安全性と長寿命、低温性能、急速充放電などの特性を兼ね備えた」秀逸な電池です。

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(画像:のHPより引用)