(2019/04/12)

ポルシェ初の市販電気自動車「タイカン」の日本投入を2020年にひかえ、とは、CHAdeMO対応のポルシェ専用急速充電器を共同開発するとしていました。

(画像:)

によると2020年半ばまでに150kWを超える急速充電を可能とする次世代のCHAdeMOを展開するとのことですが、CHAdeMO協議会では、をすでに決めていますから、それに近いものを目指しているのでしょう。

この超急速充電器を全国のポルシェセンターと公共施設へ配置するそうです。そのうちのポルシェセンターは全国に(重複して数えていたので修正)のようですから、けっして多いとは言えませんが、最大航続距離が500km以上(NEDC準拠) の「タイカン」なら、充電に困らないかもしれませんし、「150kWを超える急速充電」はCHAdeMOに準拠するのですから、下位互換で現在の50kW程度の急速充電器にも対応するのかもしれません。

気になるのは「公共施設」がどんな所になるかです。

この発表を様々なページで紹介していましたが、(2019/04/12)は、せっかく独自のデータを取り上げて書いているものの感心しない部分もありました。

たとえば、急速充電器の台数を「約7000基(経産省調べ、2017年3月時点)」としていますが、「国内で充電器台数は年々増えてはきている」とも書いているのに、2年前のデータでは古すぎるでしょう。

行政に最新データがないとしても、充電スタンドの情報サイトのような所を見れば、7608基(2019年4月14日時点)と600基以上増えていることがすぐにわかるはずです。

また、「国内ではトヨタ自動車プリウスなどのハイブリッド車がEVより先に市場投入されていたこともあり、EVの普及台数は思ったほど伸びていないのが現状」と書いた後に、編集部が作成したグラフとして以下のものを載せていますが、知ってか知らずにかプリウスが発売された1997年から2008年までのデータがありません。

(画像:から引用)

以下が、プリウスの販売台数の推移を1997年からの分を表にしたもので、記事にあった上のグラフと似た割合にしました。(プリウスだけがハイブリッド車ではないが、他の車種に広がった時期がわからなかったのと、2011年まではプリウス販売データとほぼ同じなのでそのまま引用)
(トヨタ自動車75年史 国内生産 より作成)

最初のグラフにあるように2010年に市販され始めた電気自動車は6年たった2016年でも地をはっていますが、下のグラフにあるように、プリウスも発売後6年たった2003年まで地をはっていました。2004年に上向き、50万台を越えたのは、発売後13年たった2010年です。

電気自動車にとって13年後は2023年ですから、 それでも50万台を越えず販売が振るわなかったら、その時点で「EVの普及台数は思ったほど伸びていないのが現状」と書いてほしいものです。